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  1. 2018年3月19日 · 「自然」「気候」「文化」「食事」といった多様性に満ちた4つの条件が揃うほど、外国人旅行者の誘致能力は高まると言います。 「観光庁の調査によると、日本がこれまで外国人旅行者に対して主に発信してきた“歴史・文化”を希望する人は24.4%。 一方で、66.4%の人は“自然・景勝地観光”を日本でしたいことに挙げている。 自然観光にもとても大きな伸びしろがあると思います」と、稼げる観光資源の一つとして「自然観光」を提示。 日本に呼べる外国人旅行者の幅が広がり、長期滞在も増えることが予想できるため、より多くの消費が期待できると話します。 さらに、「日本ほど、多様性のある国は滅多にありません。 ですから、もっと全面的に押し出すと良いでしょう。 “歴史・文化”を否定するつもりはありません。

    • プロフィール
    • インバウンド事業取組の背景
    • 取組のポイント
    • 取組の全容及び事業実施体制
    • 取組みのプロセスで生じた課題と対応
    • 成果・継続へ向けた視点
    • キーマンからのアドバイス

    金沢城や兼六園といった観光名所の近くに立地し、近江町市場と並ぶ金沢市の中心的商店街である。国道に面した430m続く商店街は、1999年のモール化整備事業でバリアフリー化した街路が幅12mの歩行者優先の空間となり、各店舗の庇(ひさし)がアーケードのように連なっている。2006年、金沢駅前に大型店が開業し、「北陸一のファッションストリート」と言われた竪町商店街は一時的に輝きを失ったが、若者層をターゲットとしたPR活動により現在では活気を取り戻している。

    金沢駅前に大型店が開業したことにより、約40年に渡りレディース・ファッションの街として親しまれてきた商店街から客足が遠のいた。この状況を転換しなければいけないという危機意識から、各店舗はターゲット層を明確にした戦略を取るようになった。例えば、もともとはアパレルショップを多く収容していたファッションビルをアニメなど特定の分野の愛好者向けに大幅な改修を行い、店舗の誘致を進めた例もある。 また、近年、北陸地方を訪れる外国人観光客は増加傾向にあり、特に金沢は欧米人観光客から人気となっている。そのような中、東京でドミトリー型の宿泊施設を営む金沢出身の若手経営者から、宿泊施設を金沢で始めたいとの相談を受け、商店街はこれまでイベントスペースとして使っていた土地を売却し、当該宿泊施設を開業するためのスペース...

    2015年に北陸新幹線が開通したことにより、金沢に訪れる滞在型の外国人観光客が急増し、市内ではホテルの建設ラッシュが起こっている。このような中、竪町商店街は「若者」と「日本文化」を両輪として独自の外国人観光客の誘客策を進めている。 「若者」については、学生とタッグを組み販売促進企画を展開し、ファッションの街としての新しい可能性を見出した。2017年春に街区内にファッション専門学校が開校するのもその勢いの現れと考えられる。また、隣接するカフェやミュージック・バーと合わせて「アートビレッジ」を形成する予定だ。このように商店街に集まってきた若者たちの視点を活かして街に変化をもたらそうと努力してきた。 「日本文化」については、若手経営者が金沢の歴史ある町並みや武家文化と外国人観光客を結びつける役割を...

    竪町商店街は、2010年からFree Wi-Fiを整備するとともに、近隣のデパートと連携して免税手続一括カウンターを設置した。また、周辺の商店街を含む金沢市内の観光や回遊性向上のために多言語の免税店マップを作成したほか、スマートフォンの英会話アプリにより言葉の問題が解決されるよう取組を実施している。 2016年11月、通称「タテマチストリート」と呼ばれる商店街の路上で、金沢伝統のお座敷遊びである扇を投げて的に当てる「投扇興(とうせんきょう)」をモデルとし、扇の幅を2mに巨大化した「巨大投扇興」プロジェクトを実施し、欧米を中心とする外国人観光客から好評を得た。事業実施に際しては、金沢工業大学の協力を得て巨大扇を飛ばす仕掛けを作っただけでなく、地元の職人や芸者など、多様な関係者を巻き込み実現に結...

    金沢市全体がインバウンド対応を強化していく中で、商店街における外国人観光客の売上は総売上の約1割となっている。外国人観光客数はまだまだ多いとは言えない状況であるが、様々な施策により、徐々に効果が上がっていくと考えている。しかしながら、現段階では対応の方針が定まっていないことも多い。例えば、それぞれの国によって異なるマナーや意識の違いにどのよう対処すればよいか、商店街としての基本的な姿勢を決め切れていない。 また、各店舗の後継者不足も深刻である。店舗の多くは40年前からテナントとして貸し出されてきており、全体のテナント率は90%近くに上っている。現状は、活気で溢れているが、世代交代や店舗移転などによって、外国人観光客を迎え入れる側のテナント店主がいないという状況が発生しないよう、商店街として支...

    商店街には、「竪町商店街らしさ」を失いたくないという強い思いがある。商店街の一本裏道には里見町という金沢らしい住宅街が広がっており、そこを抜ける路地は「21世紀美術館」への近道にもなる。これからは竪町商店街だけで考えるのではなく「路地を通って味わう金沢の雰囲気」「歴史と新しさを持つ金沢の魅力」といった総合的な視点でまちを実感してもらう演出が重要だと考えている。 また、大学生をはじめとする若い世代との連携により「巨大投扇興」プロジェクトのような新しいアイデアが実現できたことは、商店街の将来の姿を提示できたと考えている。2017年春、商店街に若い世代が学ぶ専門学校が開校し、さらにドミトリー型の宿泊施設も開業する予定であり、竪町商店街が日本の若者と海外の若者の文化交流の場となる環境が整った。今後は...

    細田 泰成氏 竪町商店街振興組合 専務理事 10年前には竪町商店街がなくなってしまうのではないかという危機感がありました。そのときに自分たちの頭で考え、自分たちで動いて決めてきたことが良かったんだと思います。そのおかげで様々な人との出会いも生まれました。新しい時代の動きにも敏感に反応できたと考えています。 現在では、伝統と新しいことを融合するような姿勢ができています。例えば金沢駅のドームに鳩やカラスがいないのは何故か?それは毎朝鷹匠が鷹を飛ばしているからなんです。そのような取組を行っている金沢の今の姿を誇りに思っていますし、これから外国人観光客にも伝えていきたいと考えています。 <御岳山商店組合(東京都青梅市)高山本町三丁目商店街振興組合(岐阜県高山市)※8/20更新予定>

  2. 2024年2月16日 · 日頃から付き合いのあるバイヤーと対面で話ができたことや、海外に出張せずに新規バイヤーの開拓ができたこと、具体的な送客につながる商談が多かったことなどから、アンケートではセラーの58%から「満足できた」という最上位評価を得ました。 また、成約の可能性がある商談件数は、1セラー当たり平均7件でした。 海外から参加したバイヤーは、新型コロナウイルスの収束後初めての完全リアル開催に期待を持って来日しており、情報収集やネットワーキングに熱心に取り組む姿が印象的でした。 「新しいセラーに会う機会があまりないため、良い商談をすることができた(シンガポール)」「商談会場は素晴らしくまとまっており、非常に実り多いものだった(フランス)」という声が聞かれ、バイヤーの72%から「満足できた」と高い評価を得ました。

  3. 2022年11月21日 · 2022年9月22~24日の3日間、JNTOはインバウンド関連ビジネスを創出する商談会「VISIT JAPAN トラベル&MICE マート 2022(VJTM&VJMM2022)」を、オンラインとリアル会場とのハイブリッドで開催しました。 海外の訪日旅行取扱旅行会社などと日本全国の観光関係事業者がつながり、ポストコロナの訪日旅行への期待感や新しい観光資源の発掘への意欲が大いに醸成されました。 目次. 3年ぶりにリアル会場を設置。 オンラインと併せた初のハイブリッド開催 参加者の評価とサステナブルに留意した会場運営 世界19カ国45名のバイヤーがファムトリップに参加. 3年ぶりにリアル会場を設置。 オンラインと併せた初のハイブリッド開催.

  4. 海外旅行者のほとんどが訪日旅行経験者であるという市場特性を踏まえ、リピーターであっても経験したことがないような地方の魅力をオウンドメディアや旅行博出展などを通じて発信するとともに旅行会社に関連旅行商品の造成を促すことで、 リピーターの更なる訪日 と 地方誘客の促進 を目指す。 家族・親族旅行の中核世代である30~40代及び訪日旅行の最大ボリューム層である20~40代を対象に、最新のアドベンチャートラベルや飲食施設の情報を積極的に発信し、 地方誘客促進・旅行消費額単価向上 を図る。 旅行消費額単価を向上 させるため、50代以上の高所得者層を対象に、上質な宿泊・飲食施設やSDGsを意識した文化体験などのコンテンツ紹介の発信を強化する。

  5. 2023年2月21日 · コロナ禍前に海外旅行にどの程度行っていたのか、海外旅行にどのようなものを求めているのか、訪日旅行を検討しているかなど、さまざまな項目についてのアンケートを実施し、その結果に基づき、訪日旅行の潜在的な市場規模や各市場における海外旅行の傾向、訪日旅行の強みや弱みなど複数の視点から分析を行いました。 調査結果の概要はウェブサイトでも公開していますので、各自治体やDMOなど、国内のインバウンド旅行関係者の皆様においても、今後の取組を検討する際などに各市場の基礎資料としてご活用ください。 調査の設計. <調査時期>. 2021年3月~6月. <調査対象市場>. 【東アジア 地域】韓国、中国、台湾、香港. 【東南アジア 地域】タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム.

  6. 2022年12月23日 · 2022年12月23日. 受入環境整備 情報発信 自治体・DMO 訪日旅行の動向. 観光案内所で日本のファン、リピーターを増やす! JNTO認定外国人観光案内所シンポジウム開催レポート. インバウンドの再開にあたり、観光案内所の役割や魅力を多くの人に知ってもらおうと、2022年11月10日、JNTO主催によるシンポジウムをオンラインにて開催しました。 ネットであらゆる情報を検索できる現在、観光案内所はどのような役割を担えばいいのか、またインバウンドにどう貢献するのかなどについて、JNTO認定外国人観光案内所で実際に業務にあたっているスタッフのリアルな声を聞きながら、有識者を交えたパネルディスカッションが行われました。 本記事では、シンポジウムの内容をダイジェストとしてまとめています。 目次.