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  1. *各展覧会ページの掲載内容は、すべて掲載時点の情報です。 *掲載中の情報については、予定であり、予告なく変更になる場合があります。 *当館では、公募展、美術団体展、書道団体展、個展へのお花はお断りしております。

  2. 上野の森美術館では、作品および作品画像の貸し出しを実施しています。 公共の施設等で展覧会を開催する際に借用を希望される方は、以下の問い合わせ先にご連絡ください。 問い合わせ先 上野の森美術館大賞展係

    • 選考委員長 高階 秀爾 (大原美術館館長)
    • 酒井 忠康 (世田谷美術館館長)
    • 建畠 晢 (京都市立芸術大学学長)
    • 本江 邦夫 (多摩美術大学教授)
    • 神谷 幸江 (広島市現代美術館学芸担当課長)
    • 光田 由里 (美術評論家)
    • 南嶌 宏 (女子美術大学教授)

    今回も、推薦委員の推薦によって入選した作品34点、いずれも力作で見応えのある内容であった。VOCA賞を得た鈴木星亜の「絵がみる世界11_03」は、一見普通の風景に見えるが、再現描写を超えた画格の大きさは、将来を期待させるに充分である。奨励賞の桑久保徹の沈鬱な海岸風景、武居功一郎の緻密なデジタル絵画も今回の収穫であろう。柏原由佳のどこか幽遠な趣きを堪えた自然の姿や、大成哲の大胆な試行も注目に價する。

    今回はこれまでのVOCA展と大同小異といっていい。が、特に気づいたことをいうと、平面(絵画)の認識が浸透して久しいせいか、各出品者は、その点を留意した作品づくりとなっている。選考にあたっては、3月11日の東日本大震災が有形無形、何らかの影響が作品に反映しているのではないかと思ってみたのだが、期待薄であった。まあ、問題が大きすぎて、あつかい得なかったのだろうと想像した。

    今年も広い意味での具象絵画が大半を占めていたが、画家たちにナラティブな要素を画面に含ませようという意識が強く働くのは、さまざまなシリアスな問題が時代に影を投げかけているからかもしれない。VOCA賞の鈴木星亜の作品には現代的なストーリーが読み取れるわけではないが、それだけに無人劇のような不思議なポエジーをたたえた光景が、より濃厚なものとして立ち現われているように思われる。

    例年になく多彩な内容でしたが、現代絵画の問題に本質的かつ根底的に迫り、いわば自己疎外的絵画を現出せしめたという点で鈴木星亜さんの作品は真に注目に値します。 武居功一郎さんのデジタル作品もその斬新な手法により「写真」の新たなる可能性を感じさせます。大成哲さんのガラス作品はガラスがガラスを問いかけるような概念的な美しさで精彩を放ち、柏原由佳さんの内面的かつ深遠な描写には状況的な真実味があります。

    つい、ひとつの傾向を見出したい、と臨む審査側の思惑をはぐらかすかのように、推薦作品には多様な作風がずらりと並んだ。それはいかに描くか、というくり返されてきた絵画に対する取り組みを、アーティスト各々が真摯に突き詰めているゆえ現われた豊かなるバラエティーの結果なのではないか。各々の想像力から生み出された思いもよらぬ構成、予想のつかない技法など、心沸きたつ発見にみちた作品が揃っていたと思う。

    映像時代の絵画にはどこにもないものを描写できる強みがあると再認識した。鈴木星亜さんの悪夢に似た空間傾斜と生気のない緑。柏原由佳さんの霊界からの漏光に囲まれた湖。桑久保徹の手がけてきた海辺に展開する日用品の群たち。いずれも震災風景が刻み込まれている私たちには、異界をくぐりぬけて生まれた新生の場のように見えてくる。逆に写真から存在しない描写筆致を生じさせる武居功一郎の企てはそれを裏面から評するものだろう。

    順当な審査結果であった。VOCA賞の鈴木星亜氏の「絵が見る世界11_03」は、タイトルに「3.11」を潜ませるかのように、反語的に不穏な空虚をみなぎらせ、まさに「絵」でなければ浮上し得ない世界を表していた。武居功一郎氏の作品は絵画表現が行き着いた、極としてのデジタル絵画でありながら、逆説的な先祖返りを突きつけ、絵画史を貫く筆の「身体性」を問いかける。現実のガラスのひび割れを、そのまま別の(絵画を模した)ガラス上に絵画化した、大成哲氏の半物質的な作品も、存在としての絵画の可能性を暗示し、興味をそそられた。

  3. リラックスする香りとクセになるが人気です。 さらに、あら⁈、あとから甘い風味が追いかけてきます。 まさにセイレーンの魔力にかかった気分。

  4. 見通しの悪い世相を反映してか、閉塞感のつよい作品に真実があったように思う。 大賞となった三宅砂織はその典型。 現像の特性をいかした重層的かつ錯綜した表現で精彩を放った。

  5. 2014年7月30日 · ごとにわかれていて、「花尽くし」(いちご味)、 「宝尽くし」(ショウガ味)、「貝尽くし」(柚味)、そして季節のラムネがあります。 ただいまの季節のラムネは「夏景色」。

  6. 画面全体が半透明に錯綜したベールのようにも見えるグランプリ作品にある種の現実を感じたのはそのせいかもしれない。 逢坂恵理子 ( おおさかえりこ ) <森美術館プログラムディレクター>