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  1. 2016年9月1日 · 【本文】しのびて時々あひける女、おなじ内裏にありけり。 【訳】人目を忍んで時々密会していた女が、同じ宮中にいたとさ。 【注】 「内裏」=宮中。 【本文】「こよひかならずあはむ」とちぎりたりける夜ありけり。 【訳】「今夜きっと逢おう」と約束しておいた晩があったとさ。 【注】 「こよひ」=今晩。 「あふ」=男女が知り合う。 結婚する。 「ちぎる」=約束する。 【本文】女いたう化粧して待つに音もせず。 【訳】女が非常に念入りに化粧して男の来訪を待っていたが音沙汰もない。

  2. 2019年4月4日 · カテゴリ: カテゴリ未分類. 芭蕉翁終焉記 宝井其角編. 元禄八年( 1695 )刊 『蕉門俳諧後集』「枯尾花上巻」. はなやかなる春は、かしら重く、まなこ濁りて心うし。. 泉石冷々たる納涼の地は、ことに湿気をうけて、夜もねられず、朝むつけたり ...

  3. 2005年9月13日 · September 13, 2005. 52 偶然作. カテゴリ: カテゴリ未分類. 偶然作. 野寺長依止、田家或往還。 老農開古地、夕鳥入寒山。 書劍身同廢、煙霞吏共 (門のなかに月。 カン)。 豈能將白髪、扶杖出人間。 【韻字】還・山・ (カン)・間(平声、刪韻)。 【訓読文】 偶然に作る。 野寺長く依り止まり、田家或いは往還す。 老農古地を開き、夕鳥寒山に入る。 書剣身同じく廃(すた)り、煙霞吏共に閑たり。 豈に能く白髪を将(も)つて、杖に扶(フ)して人間に出でんや。 【注】 偶然 たまたま。 野寺 野中の寺。 依止 たよってとどまる。 寄宿する。 田家 いなかの家。 農家。 老農 年取った農夫。 書剣 むかしの文人の常に携帯した書物と剣。 学問と武芸。

  4. 2015年11月7日 · カテゴリ: その他芸術関連. “東路の 佐野の舟橋 かけてのみ 思い渡るを 知る人ぞなき”. 『後撰和歌集』にある “源 等(みなもとのひとし)” という人の和歌です。. 何故唐突にこんなことを書いているかと言うと、先日初めてその歌が意匠になって ...

  5. 2013年4月2日 · April 2, 2013. 大和物語 百五十七段. カテゴリ: 国漢文. 【本文】下野の国に男女すみわたりけり。 【注】 ・Aわたる=Aしつづける。 【訳】むかし、下野の国に男女がずっと一緒に暮らしていたとさ。 【本文】としごろすみけるほどに、男、妻まうけて心かはりはてて、この家にありける物どもを、今の妻のがりかきはらひもて運び行く。 【注】 ・としごろ=長い間。 長年。 【訳】長年一緒に暮らしているうちに、夫が新しい妻をこしらえて、すっかり心変わりして、この元の妻の家にあった家財道具を、今の妻の元へ一切合切運んで行った。 【本文】心憂しとおもへど、なほまかせてみけり。 【訳】元の妻は「つらいわ」と思ったが、それでもやはり夫のなすがままにまかせて見ていたとさ。

  6. 2013年4月8日 · April 8, 2013. 大和物語 百五十八段. (200) カテゴリ: カテゴリ未分類. 【本文】大和の国に男女ありけり。 【訳】大和の国に男と女とがいたとさ。 【本文】年月かぎりなく思ひてすみけるを、いかがしけむ、女をえてけり。 【訳】長年互いにこのうえなく愛して暮らしていたが、どうしたのであろうか、別に女をつくったとさ。 【本文】なほもあらず、この家に率てきて、壁を隔てて住みて、わが方にはさらによりこず、いと憂しとおもへど、さらに言ひも妬まず。 【訳】それだけではなく、新しい女をこの家に連れて来て、壁を隔てて住んで、わたしのほうへは、いっこうに寄りつかない。 元の妻は非常につらいと思ったが、けっしてねたましい気持ちを口にしなかった。

  7. 2011年6月5日 · June 5, 2011. 大和物語 百四十六段. (200) カテゴリ: 国漢文. 【本文】亭子の帝、鳥飼の院におはしましにけり。 【注】 ・鳥飼の院=大阪府三島にあった離宮。 【訳】宇多天皇が、鳥飼の院におでかけになったとさ。 【本文】例のごと御遊びあり。 「このわたりのうかれめどもあまた参りて候なかに、声おもしろくよしあるものは侍りや」と問はせ給に、うかれめばらの申すやう、「大江の玉淵 (大江音人男)がむすめといふものなむ、めづらしうまゐりて侍る」と申しければ、みさせ給に、樣かたちもきよげなりければ、あはれがりたまうて、上にめしあげ給ふ。 【注】 ・うかれめ=遊女。 うたいめ。 貴人の屋敷などで歌舞などを演じた芸能人。 ・大江の玉淵=大江音人(おとんど)の子。

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