雅虎香港 搜尋

搜尋結果

  1. 2021年10月11日 · 2021年10月11日. 上質な観光サービスを求める旅行者のニーズに対する日本の地域の可能性(前編) JNTOが2017年に欧米豪5市場*に対して実施した調査(2016年のクレジットカードの取引データに基づいて分析)では、欧米豪5市場の富裕旅行者は約340万人で旅行者全体のわずか1%程度ですが、旅行消費額は約4.7兆円で約13.1%を占めています。 この340万人のうち、訪日富裕旅行者のシェアはまだ低いのが実情ですが、今後の戦略次第では日本における富裕旅行市場は成長の可能性に満ちていると言えます。 上質な観光サービスを求め、これに相応の対価を支払う富裕旅行者の需要獲得に向けて、インバウンド事業に携わる自治体やDMOの担当者は、どんな点に留意して準備を進めると良いのでしょうか。

  2. 日本政府観光局(JNTO:Japan National Tourism Organization、正式名称:独⽴⾏政法⼈ 国際観光振興機構)は、東京オリンピックが開催された1964年にわが国の政府観光局として設立され、半世紀以上にわたってインバウンド観光(外国人の訪日旅行)誘致に取り組んできた、公的な専門機関です。 設立以来、インバウンド観光の発展・拡大に向けた取り組みにおいて中核的な役割を果たし、2015年からは訪日プロモーション事業の実施主体として、観光立国の実現に向けて国が掲げる目標の達成に貢献してきました。

    • なぜ富裕層をターゲットにするのか
    • 志向の変化と消費性向の多様化(Classic Luxuryとmodern Luxury)
    • 富裕旅行向けコンテンツを評価する指標(コアバリュー、バリュー提供、商品性)
    • 訪日富裕市場拡大に向けたjntoの取り組み
    • プレイヤー同士の連携を強化しさらなる拡大を目指す

    富裕層をターゲットとする理由について、観光消費額の平均単価が高いということはもちろんですが、それだけではありません。旅行業界に限らず、富裕層の間で「良い」と認められたものはマス層(大衆)の憧れになる傾向があります。富裕層に認められたブランド、流行したトレンドは「憧れ」となり、すべての人に影響・波及し得るのです。このように新しい価値観の醸成を促すことで、観光産業全体の押し上げを図ることも、富裕旅行市場への取り組みの狙いのひとつです。

    富裕旅行者の志向について、大きく分けるとClassic Luxury志向(従来型)とModern Luxury志向(新型)のふたつが存在しています。 Classic Luxury志向(従来型)は富や権力を重要視する価値観を持っており、旅行においては「高い快適性」「サービスの質の高さ」「ステータスシンボル」などを求める傾向があります。一方で若い層を中心に拡大しているModern Luxury志向(新型)は、文化や独自性に重きを置く価値観を持っており、自分が興味・関心を持っているものに関しては、徹底的にお金を使うが、自分が価値を見出していないものについてはお金を使わないというタイプです。旅行に求めるものも、「本物の体験」「エコツーリズム」「サステイナビリティ」と、従来型と大きな違いがみられます。...

    JNTOでは国内外のヒアリングや富裕旅行者への調査などに基づき、富裕旅行向けコンテンツを評価し得る指標を設定しています。富裕旅行向けのコンテンツでは、より高度な価値を持ち、プラスアルファのサービスで提供され、かつ差別化された商品であることが重要です。

    JNTOでは、訪日富裕市場拡大に向けたさまざまな取り組みを行っています。 ひとつめが「富裕旅行関連の商談会への出展」です。たとえば、ILTM Asia PacificやJNTOの主催により日本国内で実施される富裕旅行関連の商談会であるJapan Luxury Showcaseなどがあります。 ILTM Cannesのように共同出展者を募集して、出展することもあります。最近はPUREやFurther Eastなど体験型コンテンツを売りにしている新しい商談会も開催されており、体験型コンテンツを求めるバイヤーやそれを売りにしているセラーが集まる場所になっているので、こういったところにも目を向けているところです。 ふたつめは「多様なツールによるプロモーション」です。 JNTOでは、2017年に日本各...

    富裕旅行市場への取り組みでは、さまざまなプレイヤーの連携が必要不可欠だと考えています。各自治体やコンテンツホルダーにおけるコンテンツの充実や磨き上げ、それらを組み合わせて商品を作っていくDMC、そして、プロモーションを行う我々JNTOなど、実にさまざまなプレイヤーが関わっています。 どういったコンテンツが存在しているのか、お互いがどういった取り組みをしているのかを共有するなど連携をしながら進めていくことが、この分野における成功につながる一手とも言えるでしょう。そのためにも、JNTOでは各地域の皆様と認識を共有できるような機会を積極的に増やしていきたいと考えています。 8月に大阪で開催した「JNTOマーケティング研修会in関西」の様子はこちらから 下記の記事では、JNTOマーケティング研修会の...

  3. 各国・地域別 日本人訪問者数〔日本から各国・地域への到着者数〕(2017年~2021年). ⽇本⼈旅⾏者の国別訪問者数については、各国の受⼊国統計やUNWTOの統計から情報⼊⼿可能な範囲で転記しJNTOでまとめています。. 各国が公表した⽇本⼈来訪者数(受⼊国 ...

  4. 2020年2月5日 · アドベンチャートラベル(以下AT)は、「自然とのふれあい」「文化交流」「アクティビティ」のうちふたつ以上の要素を持つ旅行です。 旅行を通じ、自分自身の変化や地域社会への貢献が期待できるとして、ATは欧米を中心に世界中で人気が広がり、さらにアフターコロナの旅行スタイルとしても注目されています。 こちらの記事では、2020年9月に開催されたATの世界的なイベントや、日本におけるATの機運の高まりについてご紹介します。 関連記事を読む. 地域の資源を活かすアドベンチャーツーリズム②(Adventure Travel Trade Association (ATTA)へのインタビュー前半) 北海道を中心にその取り組みが全国に拡大しつつあるアドベンチャーツーリズム (AT)。

  5. 2022年12月23日 · 訪日旅行者に寄り添い旅をもっと楽しくする観光案内所 『JNTO 認定外国人観光案内所シンポジウム ~訪日インバウンドにおける観光案内所の役割とは?~』は、2022年11月10日に観光関係者、自治体、観光学部の学生など、どなたでも視聴可能な形でオンラインにて開催。

  6. 国内関係者のネットワーク化. JNTOがハブとなり、国内のDMC(Destination Management Company)やサプライヤー等とのネットワーク形成. Selective Luxury層に加え、All Luxury層の誘客強化に向けた連携促進. サービス内容の収集・蓄積. 高付加価値旅行市場の流通に乗せるための観光メニュー・サービスの発掘・収集・蓄積および磨き上げ支援を実施. セールスの強化. JNTO海外事務所の機能を強化し、国内関係者とのマッチングや個別コンサルティングを強化. 欧米豪に加え、アジア、中東市場においても海外セールスの強化のため、コンソーシアムとの関係強化や、加盟旅行会社への積極的なセールス活動等を実施. 若年層や新興市場強化へ向けた新たな連携先を模索.