雅虎香港 搜尋

搜尋結果

  1. 2024年2月28日 · 2024年2月28日. MICE サステナブル 北海道 地域へのインタビュー 広域連携 自治体・DMO. サステナビリティを意識したコンテンツ開発、地域資源をMICE流にアレンジ〜札幌コンベンションビューローの取り組み〜 コロナ禍が一段落し、インバウンド市場は急速に回復しているなか、対面式でのMICE(Meeting、Incentive Travel、Convention、Exhibition/Event)誘致も活発化し、グローバルな競争が激しくなっています。 環境に配慮し、SDGs未来都市にも選定される札幌市。 札幌コンベンションビューローでは、MICE、とりわけインセンティブ旅行(※1)の誘致で大きなポイントとなるコンテンツ開発を行なっています。

    • 観光地を見て回る旅行に飽きた人たちがatを求めてやってくる
    • 質の高いatを提供するためには質の高いシステムづくりが必要である
    • Atには地域の資源を次世代に受け継ぐ役割がある

    —日本におけるATガイドの先駆者と言われるマイク氏が、どのようにみなかみ町の魅力を発見し、評価したのか教えてください。

    「知人が紹介してくれたのがきっかけで、みなかみ町を訪れました。川遊びをしてみたら、ATの本場であるニュージーランドの川に負けない激流や滝があってとてもおもしろかったです。それに加えて、みなかみ町は日本の中でも四季がはっきりしています。私はスキーヤーでもあるので、冬は世界でもトップレベルのスキーを楽しめる山がそばにあることも魅力で、“みなかみ町の自然はワールドクラス”と感じました。夏は川や山、冬は雪山…とバランスがよく、自然と季節を大いに感じながらさまざまなアクティビティをすることができるのは、実は日本の中でもかなり希少ではないかと思いました。また大都市・東京から約2時間でアクセスできる、訪れやすい場所という条件は、ビジネスとして考えた場合に非常に優位に働くとも思いました。 1990年代は、観光と言えば、文字通り訪れた場所を見ることが中心。大自然の中で、しかもガイドの同行が必要なアクティビティをするなんて『危険』というイメージがはじめは先行したと思います。でも勤務していたラフティングを提供する旅行会社は人気を呼び、そこで私がキャニオニング部門をつくったら、お客様がもっと増えていきま...

    —キャニオンズではどんなツアーを提供しているのですか? またお客様にはどのような人が多いですか?

    「キャニオンズでは、数名でひとつのボートに乗り激流下りを楽しむラフティング、渓谷で自然のウォータースライダーや滝壺ジャンプなどを楽しむキャニオニング、ひとり乗りのボートで激流下りをするパックラフティング、テントに宿泊して鳥の声や木々を渡る風を感じるグランピングなどを提供しています。アクティビティに関しては、参加者の力量に合わせてコースを選択できるように、それぞれ6段階にグレード分けし、大人から子どもまで誰もが安全に楽しめるようにしています。 キャニオンズのお客様は約70%がリピーターです。外国人のお客様は何度も日本を訪れている方が多いですね。すでにめぼしい寺社仏閣や観光地を回った人が、アドベンチャーを求めてやってきている印象があります。そのなかでも、家族層やバックパッカー層が多いです。 リピーターが多いので、彼らが何度も来たくなるように飽きさせないことが求められます。ツアーガイドをしながら、お客様がどんなものに反応し、楽しんでいるのかをつぶさにチェックして、コースやアクティビティを開拓するようにしています。今年も半年以上が過ぎたところですが、すでに3つの新規コースをつくりました。...

    —みなかみ町にはATが根づいている印象がありますが、課題はなにかありましたか?

    「ラフティングが人気を呼び、大勢のお客様が訪れるようになると、多くの業者が同じようなツアーを始めるようになりました。しかし当時から今に至るまで続く課題として、業界団体がつくられず、品質を保障するようなガイドラインをなにも制定できていません。そのため質の悪い業者が現れても、お客様側から見れば良質な業者を選ぶ明確な基準がないわけですから、値段が安いところを選んでしまいがちです。しかしATのフィールドは大自然。一概に安かろう悪かろうというわけではありませんが、知識のないガイドが対応した場合、お客様の命にも関わりかねません。また山や川へ入る人数を制限しなければ、自然のオーバーユースとなり環境破壊につながりかねない。今後はツアーの品質や環境を維持させるためにも法規制や基準を作成すべきだと強く感じています。 質の悪い業者を野放しにしていては、ATの発展だけでなく、みなかみ町の評判に悪影響を及ぼします。実際に私自身も、業者の乱立によって場が荒れたために一度、みなかみ町から離れた時期があります。当時からの私の信念として『安全性の確保』『ガイド等の品質の担保』『観光資源である環境の保全』、この3つ...

    —課題解決のために、動き出していることはありますか?

    「ニュージーランドでは、ラフティングやキャニオニングのツアーガイドは国家資格です。川を利用する際にも行政機関に書類を提出して可否を判断されます。しかし日本にはまだこのようなシステムが確立されていません。私は、これだけ豊かな自然がありATが促進される可能性の高い日本は、世界トップレベルのATを目指すべきだと考えています。そのためにはガイドの知識や能力を保証する手段を講じ、装備や安全対策を確保すること、そしてフィールドとなる自然資源の保全も行うことが必要です。これらをきちんと整えられない限り、ATの未来はありません。そこで今、国に対してガイドラインを整備するよう働きかけています。 ガイドの知識や能力こそがその会社の質の高さの証明につながるわけですから、キャニオンズとしては、各ガイドのトレーニングを世界基準に合わせて行っています。ラフティングは、世界46ヵ国の団体が加盟しているインターナショナル・ラフティング連盟(IRF)でガイドの検定を行うなど、常に高いレベルを維持するよう努めています。ATを支えるのは、質の良いガイドです。海外にある優秀なATガイド育成に実績のある養成学校と提携して...

    —ATを進めたいと考えている地域の方々に対して、アドバイスいただけますか?

    「長く住んでいる人にとっては、地域の資源は当然に存在するもので、当たり前過ぎてその存在の良さに気が付かない傾向があると思います。そのため、外部からの視点を取り入れることがまずは必要ではないでしょうか。海外生活を経験したことがあるというだけでもいいので、その土地を客観的に見ることができる人の協力を得るといいのではと感じます。 地域の資源と海外のニーズのマッチングが叶えば、『なにもない』ことだって価値になります。そして価値が見つかったら、関係者全員でゴールのビジョンを持つことが大事。言葉だけでは理解してもらえないので、私の場合は町長や議員などのステークホルダーをニュージーランドのクイーンズタウンに連れて行きました。そこで実際にATを体験したり、ワークショップなどに参加したりすれば、体制や仕組みなどを理解し、自分たちの町ではどのようなことに着手すべきか具体的な画が描けるようになると思います。夢や目標が決まったら、あとは一丸となってそこに進むだけです。みなかみ町の場合は、アウトドアスポーツ振興条例制定につながりました」

    —最後にATの価値について、思うところを教えてください。

    「ATが自然環境にも配慮し適切に行われていれば、地域の資源を次の世代に受け継ぐことができるサステイナブル効果があると思っています。地域にある大事な文化や自然を継承し、新たな職業を生むことができます。参加するお客様にとっても、ATを通じて今まで体験したことのない経験をすることによって、自分自身の新しい側面を見つけることができることでしょう。受け入れる側にとっても訪れる人にとっても互いにWIN-WINになれる、それがATだと思います。 今、自然を体験したいというニーズが増加しており、政府や自治体もそれを後押しする意向を持っています。今後ATやサステイナブルツーリズムは観光の主流になるに違いありません。これを機会に、しっかりとした体制・仕組みをつくって、世界に誇れるAT大国にしていきましょう」 ATに関する情報は、下記の記事でもご紹介しています。

  2. 2024年1月18日 · 2024年1月18日. サステナブル 北陸信越 地域へのインタビュー 自治体・DMO. UNWTOベスト・ツーリズム・ビレッジ2023に選ばれた白馬村が目指す「持続可能な観光地」とは. 3,000m級の北アルプスの山々が連なる麓には、一面に広がる田園風景。 世界的にも類を見ない景観を誇る長野県白馬村が、UNWTO国連世界観光機構の「ベスト・ツーリズム・ビレッジ2023」に選ばれました。 美しい自然環境に慢心することなく、それを地域全体で守っていく確かな姿勢と、文化や産業も含めた持続可能な観光地を目指す取り組みが評価された今回の認定。 世界からお墨付きをもらった取り組みを、白馬村長・丸山俊郎氏に伺いました。 目次. 「世界水準」の指標に。

  3. 2020年1月20日 · 2018年9月に北海道で発生した胆振東部地震。 震災の影響は大きく、道内の宿泊をキャンセルした人は115万人、観光消費への影響額も356億円に上りました。 こうした事態に同機構は、観光産業の早期回復と風評被害対策として、北海道旅行が最大7割引になる国の観光支援補助金制度「北海道ふっこう割」を推し進めました。 「ふっこう割の利用人数は111万人、宿泊数は延べ178万人。 これらをもとに推計した観光消費回復効果は約720億円となっており、大きな効果があったものと考えています」と津田氏は話します。 また、今回の震災では、訪日外国人旅行者が災害発生時に抱えるさまざまな問題が浮き彫りになりました。

  4. 2023年5月19日 · 鶴雅リゾートは、阿寒地域の関係事業者と連携してアドベンチャートラベル(AT)のツアー実施や、阿寒エリアのAT拠点の造成など、地域の中核となってAT振興に取り組んでいます。 日本の各地域でAT観光を根づかせるためには何が必要なのか? 同社営業部副部長でもあり、Adventure Travel Trade Association (ATTA)のアンバサダーとしてもご活躍の高田健右さんに話を聞きました。 対象地域. 北海道阿寒地域. 主要観光資源. 阿寒湖、アイヌ文化、アドベンチャートラベル、温泉. 公式サイト. https://www.tsurugagroup.com/ 目次.

  5. 2022年12月20日 · 2022年12月20日. インタビュー(JNTO・有識者) 外国人目線 情報発信 東南アジア 訪日旅行の動向. 大きな成長が期待される「フィリピン市場」の可能性とは? (JNTOマニラ事務所インタビュー) 訪日フィリピン人観光客は、2013年のビザ緩和の開始を機に、年々着実に増加し、リピーター率の高まりとともに、「もっと日本各地を訪問したい」というニーズも増えています。 JNTOマニラ事務所は、この有望市場であるフィリピンでの取組を強化するため、2018年10月に設立されました。 本格的なインバウンド再開を迎え、フィリピンの訪日旅行者たちは日本に何を求めているのか、日本への誘客にはどんなアプローチが有効なのか、JNTOマニラ事務所の取組とともにご紹介します。

  6. 2022年9月8日 · 2022年9月8日. テーマ別ツーリズム 受入環境整備 地域へのインタビュー 情報発信 自治体・DMO 関東. 「グリーンツーリズム」がインバウンド客と地域にもたらすものとは. 豊かな自然に恵まれた農村を観光資源として活用し、地元住民らと交流しながら農作業などを体験する「グリーンツーリズム」。 栃木県大田原市の第3セクター「大田原ツーリズム」では、農家民泊を軸に、農作業や伝統的な暮らしの体験、自然を活用したアクティビティを盛り込んだ多彩な体験プログラムで国内外の旅行者を集めています。 大田原ツーリズムは、なぜグリーンツーリズムにおいて成果を得ることができたのか。 同社の藤井大介社長にお話を伺いました。 対象地域. 栃木県 大田原市. 面積. 354.12平方キロメートル. 総人口.

  1. 其他人也搜尋了