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  1. 玻璃貼印刷 相關
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  1. ガラス - Wikipedia

    ja.wikipedia.org/wiki/硝子
    • 組成・構造
    • ガラスの作り方
    • ガラスの加工
    • 熱力学におけるガラス状態
    • 物理的性質
    • 化学的性質
    • ガラスの歴史
    • ガラスの応用
    • 様々なガラス
    • 主なガラス製造会社

    不規則網目構造説と微結晶説

    ガラスの構造については2つの説があり、現在でも論争がある。不規則網目構造説では原子配列が結晶のように規則的でなく、不規則になっているという説である。この説はZachariasenによって提唱され、Warren、Sunを始め多数のガラス研究者によって支持され、現在に至っている。それに対し微結晶説は、ガラスは大きさ20Å以下の微結晶から成るとする説である。この説はRandallによって提唱され、Porai-Koshitsによって修正されたもので、ガラスの中で微結晶は非晶質のマトリックスによって繋がれているというものである。

    ガラス形成無機物の分類

    ガラスの原料は、多くの場合は酸化物であるか高温で酸化物となるものである。Rawsonによれば、無機物質は以下の3つに分類できる。 1. 単独でガラス化するもの(Conventional Glass Former, CGF)。 1.1. 例:SiO2,B2O3,P2O5,GeO2,BeF2,As2S3,SiSe2,GeS2 2. 単独でのガラス化は困難であるが多成分とすることによりガラス化するもの(Non-conventional Glass Former, NCGF)。 2.1. 例:TiO2,TeO2,Al2O3,Bi2O3,V2O5,Sb2O5,PbO,CuO,ZrF4,AlF3,InF3,ZnCl2,ZnBr2 3. まったくガラス化しないもの(Modifier, MOD)。 3.1. 例:Li2O,Na2O,K2O,MgO,BaO,CaO,SrO,LiCl,BaCl,BaF2,LaF3 ガラスとアモルファスはほぼ同義のものとして捉えてよい場合が多いが、ガラス転移点が明確に存在しない場合をアモルファスと定義するような場合(分野)もある。ガラス転移とは主緩和の緩和時間が100...

    Zachariasen則

    Zachariasenはガラスを形成するために満たすべき条件を提案した。

    溶融法

    溶融法は、固体の原料を高温で加熱することで溶かして液体状態にした後、冷却してガラスにする方法である。ただし液体状態から結晶化が起こらないような十分に速い速度で冷却しなければならない。溶融法はガラスの製法としては最も一般的なもので、大部分のガラスはこの方法によって合成されている。使用済みのガラス製品を破砕して原料(カレット)として再利用することもできる。

    気相法

    気相法は、固体を物理的に蒸発させて薄膜や微粒子を得るPVD法と、気体原料から化学反応によって薄膜や微粒子・バルクを得るCVD法に分類できる。 PVD法では、真空蒸着やスパッタリングが知られている。真空蒸着は、蒸着する物質を減圧下で加熱気化し、基板にコートする方法である。スパッタリングは減圧下で電極間で放電させ、放電によってイオン化されたガスとターゲットとの衝突によって叩きだされた物質を基板にコートする方法である。 CVD法により得られるバルク体のガラスで最も大量に製造されているのは、光ファイバー用シリコンガラスである。光ファイバーの製造法には、MCVD(modified CVD)法、OVD(outside vapor deposition)、VAD法(vapor-phase axial deposition method, 気相軸付け法)など様々な方法がある。VAD法では、気体のSiCl4を加熱基板上で反応させて酸化物を堆積し、焼結してガラス化する。

    ゾル・ゲル法

    ゾル-ゲル法では、例えばテトラエトキシシラン (Si(OCH2C3)4) などの金属アルコキシドを加水分解し縮重合させてゾルとし、水分を除いて生じたゲルを焼結してガラス化する。 ガラスは図に示すように原子の並びが不規則な非晶質である。結晶では固体の中の結晶界面で光が散乱したり方向により光学特性や力学特性が異なったりするが、ガラスは非晶質なので全体が均一で透明であり、特定方向にだけ割れやすいということもない。

    着色

    ガラスそのものに着色する方法は、金属イオンや非金属イオン、コロイドなどを溶かしたガラスに添加することによって行う。添加物と発色する色の対応は以下の通り。 1. 酸化鉄(II) - 緑。ワインボトルによく使われる。ちなみに、ソーダ石灰ガラスは不純物の鉄化合物を除去しきれないため本来は緑色をしており、他の発色材を混ぜて透明に見せかけている事がほとんどである。 2. 硫黄 - 茶色。塩化鉄と炭素(還元剤)を混ぜて使用する。ホウ素濃度が高いホウケイ酸ガラスでは青色になる。カルシウムと共に添加すると深い黄色になる。 3. マンガン- 黒。ソーダ石灰ガラスの緑色を取り除く添加物である。但し、時間経過と共にマンガンは過マンガン酸ナトリウムへ変化するため退色する。 4. 過マンガン酸ナトリウム- 暗い紫。 5. コバルト(0.025 から 0.1%) - 深い青。炭酸カリウムと併用することが多い。コバルトガラスを参照。脱色のために非常に微量を添加することがある。 6. 銅 - 化合物を使用して2から3%の添加率の場合はトルコ石色。純銅の場合は青や緑、暗い赤になる。 7. ニッケル - 添加率によ...

    ガラスは液体状態を凍結したような状態(粘度が極端に高くなった状態とも言える)であり、それは準安定状態にあると言える。従って、ガラスは熱力学的には非平衡な状態であり、非常に長時間を経過するとガラスは安定状態である結晶化すると考えられるが、それに対しては異論もある。また、ガラスは過冷却およびガラス転移により粘度が非常に高くなった液体であるという捉え方もある。なお、例えば古い建物の窓ガラスは、それが理由で上部のガラスが下の方に垂れたような形になっているとされたこともあったが、計算によれば千年くらいではとてもそのような差は起きず、実際はガラスの製法によるもので、建設当初からそのような垂れた形になっていたことがわかった。また、同じくガラス化している約2000万年前の琥珀を用いた実験では、2000万年間の密度変化は2.1%にすぎず、数千万年の時間では分子構造がほとんど変化しない事が分かっている。

    密度は水の2倍半程度、2.4-2.6g/cm3であるが、鉛を用いたフリントガラスでは同6.3に達する。金属ではアルミニウムが2.7、鉄が7.9であるから、フリントガラスは金属なみの密度であることになる。逆に金属元素を含まない石英ガラスは同2.2である。 引っ張り強さに関しては0.3-0.9×108Paである。これは鋼鉄の1/10ではあるが、ナイロンや革ベルト、木材と同程度である。 常温では電気抵抗はきわめて高く、絶縁に用いられることもある。内部抵抗率は109から1016 Ωm、湿度50-60%時における表面抵抗率は1010から1012Ω/m。これはゴムやセラミックスと同程度である。ただし、流動点に近い温度では電気抵抗がきわめて低くなる。 刃物として用いる場合、非晶質であるため理論上は刃の先端径を0にできる(金属などの結晶体はどうしても結晶の大きさ分の径が残ってしまう)ため、鋭利な刃を作ることが可能である。その刃先は研磨によってではなく割れた断面に生じるが、金属より弾性・靭性が乏しいためナイフ・包丁などといった一般的な実用刃物としてはあまり適さない(欠け・割れが生じやすい)。しかし生体組織を顕微鏡で観察する際、樹脂で固めた組織を薄くスライスするカッター(ミクロトーム)として用いられることがある。

    化学的には、酸(フッ化水素など、一部のフッ素化合物を除く)には強いがSi-O-Si結合がOH(水酸基)により切断されH2SiO− 3やNa2SiO− 3として溶解するためアルカリに弱い。たとえばガラス瓶に濃厚な水酸化ナトリウムを入れて長期間おくと、徐々にガラス壁が侵されスリガラス状となる。

    概説

    もともとは植物の灰の中の炭酸カリウムを砂の二酸化ケイ素と融解して得られたので、カリガラスが主体であった。灰を集めて炭酸カリウムを抽出するのに大変な労力を要したのでガラスは貴重なものであり、教会の窓、王侯貴族の食器ぐらいしか用いられたものはなかった。産業革命中期以降、炭酸ナトリウムから作るソーダ石灰ガラスが主流になった。炭酸ナトリウムはソルベー法により効率よく作られるようになったが、現在は天然品(トロナ)を材料に用いることもある。天然の炭酸ナトリウム産地としては米国ワイオミング州グリーン・リバーが一大産地であり、世界中の天然品需要の大半をまかなっている。埋蔵量は5万年分あるとされている。

    ガラス製造の開始

    ガラスの歴史は古く、紀元前4000年より前の古代メソポタミアで作られたガラスビーズが起源とされている。これは二酸化ケイ素(シリカ)の表面を融かして作製したもので、当時はガラスそれ自体を材料として用いていたのではなく、陶磁器などの製造と関連しながら用いられていたと考えられている。原料の砂に混じった金属不純物などのために不透明で青緑色に着色したものが多数出土している。 なお、黒曜石など天然ガラスの利用はさらに歴史をさかのぼる。黒曜石は火山から噴き出した溶岩がガラス状に固まったもので、石器時代から石包丁や矢じりとして利用されてきた。黒曜石は青銅器発明以前において最も鋭利な刃物を作ることのできる物質であったため、交易品として珍重され、産出地域から遠く離れた地域で出土することが珍しくない。青銅器が発明されなかった文明や、発明されても装飾品としての利用にとどまったメソアメリカ文明やインカ文明においては、黒曜石は刃物の材料として重要であり続け、黒曜石を挟んだ木剣や石槍が武装の中心であった。 古代ガラスは砂、珪石、ソーダ灰、石灰などの原料を摂氏1,200度以上の高温で溶融し、冷却・固化するという...

    古代のガラス

    エジプトのアレクサンドリアで、宙吹きと呼ばれる製造法が紀元前1世紀の後半に発明された。この技法は現代においても使用されるガラス器製造の基本技法であり、これによって安価なガラスが大量に生産され、食器や保存器として用いられるようになった。この技法はローマ帝国全域に伝わり、ローマガラスと呼ばれるガラス器が大量に生産された。この時期には板状のガラスが鋳造されるようになり、ごく一部の窓にガラスが使用されるようになった。また、ヘレニズム的な豪華なガラスも引き続き製造されていた。しかしローマ帝国の衰退とともにヨーロッパでの技法が停滞した。一方、東ローマ帝国の治める地中海東部やサーサーン朝ペルシャや中国の北魏や南朝では引き続き高水準のガラスが製造されている。日本では福岡県の須玖五反田遺跡などで古代のガラス工房があったことが確認されている。 5世紀頃、シリアでクラウン法の原形となる板ガラス製造法が生み出された。これは一旦、手吹き法によりガラス球を造り、遠心力を加えて平板状にするもので、仕上がった円形の板を、適宜、望みの大きさや形に切り出すことができるメリットがあった。また、この技法によって凹凸はあ...

  2. デカール - Wikipedia

    ja.wikipedia.org/wiki/デカール
    • 主な種類
    • ウォータースライドデカール
    • ドライデカール
    • 耐水デカール
    • 熱転写デカール
    • シール・ステッカータイプ
    • 援用
    • 関連項目

    転写の原理により、いくつかの種類がある。 1. ウォータースライドデカール(水スライド式転写シール) 2. ドライデカール(インスタントレタリング) 3. 耐水デカール(水転写シール) 4. 熱転写デカール(アイロンプリント) 5. シール・ステッカータイプ

    水で濡らした後、台紙からスライドさせ貼付するもの。水スライド式デカール、スライドマーク、水転写デカールなどとも呼ばれ、プラモデルなどのマーキング用に広く使用されている。 水スライド式のデカールは、台紙の上にデカールの本体であるインク層が乗っている。台紙は表面に水溶性の糊を塗布した吸水性の良い紙である。インク層は通常ニスとも呼ばれる透明な皮膜状のフィルムで補強されている。この透明部分は印刷ずれを許容するようにマークよりやや大きめとなっているため、その縁は「余白」などと呼ばれ、実感味を削ぐものとして敬遠されており、デザインナイフなどでこの余白を取り除く作業も広く知られている。 デカール本体は、マーキングなどを印刷したインクの上にフィルムを被せることによりインク層を保護、補強している場合が多いが、フィルムの上にインクの層が印刷されている場合もある。 また、貼付後にフィルムを剥がしてインクのみを残せるものや、インクの層が厚くフィルムのないものもある。

    透明なフィルムの上から擦ることにより図柄を転写するもの。嘗ては転写マークとも呼ばれていた[要出典]。ドライデカールは、インスタントレタリングのうち、特に模型などのマーキング用に作られたものの通称であり、作成法、使用法などは通常のインスタントレタリングと変わりはない。 ドライデカールは、ガンプラなどの一部のプラモデルに付属しているほか、別売りデカールの中にもドライデカール方式のものがある。また、少量生産時のコストの安さからガレージキットに同梱されている場合もある。 ドライデカールは、水スライド式のデカールと比べて次のような長所と短所がある。 長所 1. ニス部がないため、すっきりとした仕上がりになる。 2. 熱転写式のプリンターがあれば比較的容易に自作でき、外注して作成する場合のコストも水スライド式より低い場合が多い。 短所 1. 単色のベタが基本であり、多色刷りやハーフトーンもある程度は可能であるが制約が多い。 2. 貼付時に水スライド式のような微調整ができず、貼り直しもできない。 3. 上述の各種の定着補助剤が使用不可能。 これらの短所はある意味致命的であり、ドライデカールがあまり普及していない理由でもあるが、1番目の短所に関しては単色のマーキングや機体番号などであれば問題ないし、日の丸程度であれば十分に対応が可能である。 2番目の短所に関しては、一度クリアーの水スライド式デカールに転写してから貼り込むことで回避できるが、これは1番目の長所を放棄する行為でもある。 最後の短所は、ドライデカールそのものの短所とも云える、必然的なものであり、これを補う事の可能な、ドライデカール用の補剤は、定着・補強各れの用途のものも存在していない。

    水を用いて貼りたいものの表面に図柄を反転転写するもの。水転写シールやタトゥーシールと呼ばれているものの一種であるが、ウォータースライドデカールよりも耐水性があるため、一部の模型に使用され耐水デカールと呼ばれている。 耐水デカールは、モーターやゴム動力で走行させることを前提とした、ボートや潜水艦などのプラモデルに付属している場合がある。耐水デカールの使用法は、貼付時に水を使用すること以外は水スライド式デカールと異なり、ドライデカールと似ている。耐水デカールは台紙上に左右反転した形で図や文字が印刷されているので、印刷面から保護紙を剥がした後印刷面を転写したい面に密着させ、水で濡らして圧着した後、台紙を剥がすと図や文字が表面に反転転写される。

    布や革にアイロンを使って転写するもの。通常アイロンプリントと呼ばれているものの一種であるが、フライトジャケットなどにマーキングを入れるためのものを熱転写デカールと呼ぶ場合がある。 主に衣類用で、模型に使用することはまずないが、フィギュアやドールの衣装に使用することは可能である。市販のアイロンプリント用のシートを用いれば、熱転写プリンターやインクジェットプリンターで容易に自作できる。 また、熱転写プリンターで使用可能な無地のウォータースライドデカールのシートや、それに熱転写プリントして作られたデカールを熱転写デカールと称する場合もある。

    裏面に粘着性の糊が塗布され、剥離紙を剥がして貼付するもの。通常はシール、ステッカーなどと呼ばれるが、実物の車やサーフボードなどのマーキングに使用されるものはデカールと呼ばれることも多い。 また、ガンプラやスターウォーズなどバンダイ製のプラモデルには、初心者向けに水スライド式デカールの代わり又は同梱でシールタイプのもの(マーキングシール)がセットされている。ミニカーやチョロQの一部にもシールタイプが見られる。

    物理的なシールを貼るわけではないが、レースゲーム、フライトシミュレータ、ロボットゲームなどではプレイヤーが操作する機体の塗装を変更する機能の一部として、規定の大きさのデカールを貼り付けることができるゲームもあり、この機能を『デカール』と称することがある。これらは登録されたデザインを貼り付けるだけでなく、プレイヤーが画面上で製作することもできる。近年ではダウンロードコンテンツとして有料のデザインが配信されるゲームも多い。

  3. スクリーントーン - Wikipedia

    ja.wikipedia.org/wiki/スクリーントーン
    • 歴史
    • 使用法
    • 種類
    • ブランド(製造各社)
    • ソフトウェア
    • その他
    • 脚注
    • 外部リンク

    日本での歴史は、1952年(昭和27年)、当時グラフィックデザイナーとして活動していた関三郎が、アメリカ合衆国のジパトーン(Zip-A-Tone)をヒントにアミトーンを考案したことに始まる。漫画ではなく、自分のグラフィックデザインの仕事に役立てばいいと考えて考案したもので、懇意にしていた京都の印刷会社である東京セロレーベルに制作を依頼した。この最初のトーンは、透明のシートにアミ点を印刷し、マイクロクリスタリンワックスという接着剤を裏面に塗布してあるもので、接着剤の付いている裏側が印刷面であったため、現在のトーンのように柄をカッターなどで削ったりすることはできなかった。 関は同年10月に日本トーンという会社を設立した。当初の使用者はグラフィックデザイナーであったが、1954年(昭和29年)頃、漫画家の永田竹丸が自分の漫画に使用し、これをきっかけとしてまたたく間に漫画業界に広まっていった(永田本人の証言による)。同じ新漫画党に所属していたつのだじろうも、自分が最初にスクリーントーンを使いはじめたと証言している。当初は小さな物しか存在せず、漫画家達は複数枚並べて貼るなどの工夫をしていた。なお、網点などのパターンを使った絵の表現は大正時代からあり、昭和初期から漫画にも使われていたが、これはトーンではなく、印刷所に指定して製版の過程で入れてもらうもので「アミ点」や「地紋」(ぢもん)と呼ばれていた。これらは指定なので細かい注文をすることはできず、その点、手元で加工でき仕上がりの状態を確認できることにトーンの画期性があった。なおアメリカ合衆国ではこれ以前から漫画にもトーンが使われていたという。 日本トーン社はその後、レトラセット社の輸入代理店となり、同社製のインスタントレタリング(シートに文字を転写したもの)を販売。1966年(昭和41年)には、関三郎により新たにレトラセットジャパンが設立され、英レトラセット社のスクリーントーンによく似たシートのレトラトーンやカラートーンの販売などを始めた。柄が表面印刷になったのもこの頃で、これによって削りの技術を使った繊細な表現が可能になり、トーンを緻密に使った日本独自の漫画表現が発達していった。

    使用する場合は、原稿の上にトーンフィルムをかぶせ、模様が欲しい部分の形に合わせてカッターナイフで切り取り、台紙からはがし、トーンフィルムの上からトーンヘラやバーニシャー/バーニッシャーと呼ばれる器具でこする事で定着させる。ただし必ずしも器具は必要ではなく、素手でこすり定着させても良い。メーカーや製品によっては、フィルムの粘着力が強く、原稿に軽くかぶせただけで定着してしまうものもあるため、注意が必要である。 貼り付ける際トーンフィルムを直接こすると、印刷されているインクがはがれたり、フィルムが伸びてパターンが崩れるなど、トーンが痛む場合があるため、当て紙(通常はトーンフィルムについている台紙)を用いる必要がある。一度定着したトーンは、ドライヤーなどで熱を加え、糊を軟化させることで容易にはがすことができる。ただし、原稿用紙に糊が残り、その上にはインクが乗りづらく、ホコリなどゴミが付着する原因になるため、再度トーンを貼らない場合は消しゴムや練り消しゴムなどで糊をこすって除去する必要がある。 模様はフィルム表面に印刷されているため、表面のインクのみをカッターの先で削り取る「削り」という手法により、描画したり、グラデーションをかけたりすることも可能。また、砂消しゴムを使って削ることで、カッターナイフとは違う柔らかい感じに仕上げることも出来る。他にもトーンを複数貼りつけることで更に濃くしたり、階調を表現する「重ね貼り」・「パイル」などと呼ばれる手法もある。このとき、並んでいるドットをずらすことでモアレが起きる。モアレは本来歓迎すべきものではないが、逆に効果として利用することもあり、集中線トーンなどではごく一般的な技法である。 トーンの上に更に描画する場合、黒インクやホワイトがはじかれてうまく乗らない場合があるが、その際は軽く消しゴムをかけるか、オリンポス社(2008年〈平成20年〉廃業)製リードパウダーといった撥水性除去剤をはたくときれいに描画できる。

    多種多様のスクリーントーンが存在し、模様によって便宜的に数種類に分類・呼称されている。各トーンについている連番については各メーカーが独自に決めており、法則もまちまちであるため、番号を見ただけではどういったトーンなのかわからないし、同種のトーンでも番号が全く異なったりする。初心者が混乱に陥る一因でもある。 アミトーン 1. 細かな水玉模様のトーンを一般にアミトーンという。最も基本的なスクリーントーンと言っていい。模様の種類を表すために、点の密度を表す線数(ライン(L)数)と濃度を示すパーセント(%)数が書き込まれており、例えば、60L10%や40L40%などと書かれる。線数とは、1インチあたりの線や点の列数を表す単位で、「ライン/インチ」(line per inch、lpi)を使って表記することもある。濃度とは1インチ四方の黒い印刷部分と余白の面積の比率を言う。60L30%という表記の場合、1インチの幅の中に60個の点があり、1インチ四方中の黒い部分の濃度が30 %になるということを表している。 しかし、同じ線数・濃度のトーンでも、メーカーが違うとわずかな印刷の差異があるために、重ねた際に模様に乱れの生じるモアレを起こすことがある。 2. また、水玉ではなく正方形のドットで構成されている物もある。 グラデトーン 1. 正確には「グラデーショントーン」であるが、冗長であるためそう呼ばれることは少ない。広義のアミトーンの一種であるが、全面均一な濃度で印刷されているアミトーンとは異なり、濃度が階調的に印刷されている。普通濃度は1つの点の大きさを変えることで変化させており、線数は一定のままである。これは重ね貼りの際、モアレを起こさないためである。様々な濃度や階調の度合い、幅を持つ多種多様のものが存在する。細い幅のものは「帯グラ」「こまグラ」「ちまグラ」などと呼ばれたりもする。 2. 主に金属表現などに用いるが、画面にメリハリを与え、立体感を出す、現実感が出るなど多彩な効果を生むため、作家によって使い方は多岐にわたる。 多線トーン 1. ライントーン・万線(まんせん)とも呼ぶ。ドットではなく、櫛の歯のように線を規則的に連続して並べて濃淡を表現している物。また多線トーンでかつグラデトーンなものもある。 砂トーン 1. 砂目とも呼ぶ。皮の表現などによく使われる砂トーンは不規則...

    IC SCREEN (株式会社G-Too)

    1. *アイシースクリーン(IC SCREEN)定価528円 2. *アイシースクリーンユース(IC SCREEN youth)定価385円 3. 1970年ごろからスクリーンを販売している、いわゆる「老舗」メーカー。印刷精度の高さと、削り、ボカシなどの加工の容易さから、プロ作家の支持を集め、漫画・同人誌製作の最盛期を支えてきた。 4. 約500種類のオーソドックスなラインナップの「アイシースクリーン」と、約230種類でデザインにバリエーションのある「アイシースクリーンユース」と、スクリーンを白と黒の2色で印刷した特殊な「アイシースクリーンプレミアム」がある。ともに印刷精度、長期保存、加工の容易さが重視されていて、品質においては数多くのメーカーがスクリーンを販売するようになった現在でも、高い信頼を集めている。 5. 他、トーン自作用のコピーフィルム、初心者向けにブランド推奨の柄をセレクトした「ビギナーズパック」など、漫画製作に必要な画材全般を製造、販売している。 6. 2019年にJトーンを買い取り、復刻総選挙でユーザーに選ばれた35柄を復刻。

    DELETER(エスイー株式会社)

    1. 主なラインアップは「デリータスクリーン」「デリータスクリーンジュニア」「テクノスクリーン」。1987年に「デリータスクリーン」の製造を開始した。柄トーン・CGトーンの拡充に力を注いでいる。価格と品質のバランスが良く、アマチュアからプロまで幅広く使われている。「テクノスクリーン」は「デリータスクリーン」の廉価版だが、価格差はさほどではない。「ジュニア」は半分のB5サイズ。2007年2月21日より、原油価格高騰の影響から値上げされた。

    レトラセット

    1. 主なラインナップは「スクリーントーン」「コミック・スクリーントーン」シリーズ。1980年代中盤頃までは国内のトーン市場を独占しており、商標である「スクリーントーン」は一般的な名称として扱われるほどになった。しかしアイシーやMAXONを初めとする新規参入企業との品質・価格競争に敗れ、国内販売会社の倒産・撤退劇を繰り返し、かつての勢力を失った。「スクリーントーン」の印刷品質は高いが、廉価版・入門者用の「コミック・スクリーントーン」はそれほど品質は良くない。価格も他社より高めで、特に独占市場を形成していた当時はB4サイズのもので1枚860円にも達することもあった。他社が様々な新柄・CGトーンを投入する中、ラインナップの拡充をあまり行わず、印刷業界の進歩に伴うタチキリの拡張などへの対応も遅れ、ユーザー離れを引き起こした。

    近年はパソコンの普及によりデジタルによる漫画製作が増えており、デジタル原稿においてスクリーントーン同様のアミ効果や文様パターン、集中線などの表現を行うソフトウェアが制作されている。 1. ComicStudio(CELSYS) 2. ComicWorks(DELETER) 3. アトリエ 4. Photoshop(アドビ)など漫画制作専門ではない画像処理用ソフトウェアの中にも、ある程度のスクリーントーン的な作業が行えるものがあり、PowerTone (CELSYS) やトーンジェネレーターなどのプラグインにより更に高度なトーン処理を実現する物もある。 これらのソフトウェアで利用するためのトーンの画像データのみを収録した素材集も発売されている。

    ほとんどのスクリーントーンがアセテートフィルムで作られている。生分解性は高いが、難燃性のため、廃棄時は燃えないゴミとして区分するべきである。
    目の細かいスクリーントーンは、原稿のときには綺麗に見えても印刷時に潰れて黒ベタのようになってしまうことがあるため、注意が必要である。特に現在でも、コストダウンを理由に質の悪い再生紙に樹脂やゴムの版で凸版印刷を行っている商業漫画雑誌や、同人誌制作において廉価な印刷を用いる場合にその傾向が見られる。漫画単行本やほとんどの同人誌での印刷は、品質の良いオフセット印刷が主流のため、この心配は比較的少ない。
    とはいえ商業印刷などでは、原稿よりも縮小されて印刷されることがほとんどであるため、原稿での見た目の印象と完成本での印象が若干異なることも多い。そのため、完成本の仕上がりを考慮してトーンを選択する必要がある。
    近年ではDTP化の進行により、製版の際、一部のCGトーンやグラデトーンがトーンジャンプ(トーンの諧調が減少して濃淡の境界が見えてしまう)を起こすことがあり、問題となることがある。
    ^ a b c 「初級編第13回 トーンを使おう(1)」『新コミまんが家養成講座』小学館、2017年11月4日閲覧。
    ^ 「まんがの作り方 道具をそろえよう!」『マーガレット公式サイト』集英社、2017年11月4日閲覧。
    ^ a b c 「スクリーントーン誕生秘話」『スクリーントーン百科』 p.26
    ^ a b 永田竹丸 「スクリーントーンと漫画」『スクリーントーン百科』 pp.28-29
    英レトラセット(2006年現在のレトラセット・ブランドのスクリーントーンの製造会社。輸入取り扱いはオリエント・エンタプライズ)
  4. ノート:玻璃丸 - Wikipedia

    ja.wikipedia.org/wiki/ノート:玻璃

    最終更新 2021年5月23日 (日) 23:21 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。 テキストはクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンスの下で利用可能です。 追加の条件が適用される場合があります。詳細は利用規約を参照してください。 ...

  5. 七宝 (技法) - Wikipedia

    ja.wikipedia.org/wiki/七宝_(技法)

    七宝 ( しっぽう ) とは、主に金属の素地に、ガラス質の釉を焼きつけて装飾する技法 [* 1]。素地には銅を用いることが多いが、金・銀・青銅・鉄・合金(例えば銅と亜鉛をまぜたタンパカ)などの金属、ときにはセラミック(陶器や粘土片)やガラスといった金属以 ...

  6. ジョハリの窓 - Wikipedia

    ja.wikipedia.org/wiki/ジョハリの窓

    ジョハリの窓の誕生 1955年夏にアメリカにて催行された「グループ成長のためのラボラトリートレーニング」席上で、サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフト (Joseph Luft) とハリ・インガム (Harry Ingham) が発表した「対人関係における気づきのグラ ...

  7. 七宝 - Wikipedia

    ja.wikipedia.org/wiki/七宝焼き
    • 西欧・中近東・ロシアの七宝
    • 中国の七宝
    • 日本の七宝
    • 七宝の用途
    • ギャラリー
    • 関連項目
    • 関連施設
    • 外部リンク

    西欧

    西洋の七宝は紀元前から存在することが知られており、シャンルヴェの技法はケルト人の遺品に見られる。七宝釉とよく似たガラスはB.C.1700 - 1800頃の古代メソポタミアやB.C.1500年頃の古代エジプト王朝の頃から作られており、帝政ローマ時代のローマン・グラス、サーサーン朝ペルシャのカットグラス、ビザンティン・グラス、イスラーム・グラス、そして、ベネチアン・グラス、ボヘミアン・グラスなどと発展している。七宝も、その流れに沿って発展したと考えられ、東ローマ帝国で洗練されたクロワゾネの技法が登場し、ヴェネツィアのサン・マルコ寺院の祭壇の後ろに飾られた金色の背障「パラ・ドーロ(Pala d’Oro)」や、皇帝ロマノス1世レカペノスの庶子で事実上の宰相の立場も務めた宦官・バシレイオス・ノソス(英語版)が造らせた『リンブルクの聖遺物容器』(968年)は、ビザンティン美術の最も純化熟達した作品の一つとして世界的に認められている。 12世紀から15世紀ごろまでにはフランスのリモージュやパリ、ドイツのケルン、スイスのジュネーブなどでロンドボス、バスタイユ、グリザイユ、細密描画といった様々な技...

    中近東

    ミナンカリ(minankari)は、中近東コーカサス地方ジョージア国(以前の外名グルジア)のような産地で生産されている教会に飾られる宗教美術や装身具などの七宝細工のこと。

    ロシア

    フィニフティ(Финифть)は、ロシアのロストフ・ヴェリーキー(Ростов Великий)のような産地で生産されている装身具や装飾品などの七宝細工のこと。

    元・明時代

    中国では七宝のことを琺瑯(拼音: fàláng; 日本語音写例:ファーラァン)と呼び、イスラム圏との興隆が盛んであった元時代(1271 - 1368年)の頃から製造されるようになり、中国渡来の品が日本にも入ってくるようになったと考えられている。 明時代の美術工芸品の評論書『新増格古要論』(洪武二十年(1387年)刊、天順三年(1459年)増補)には、既存の七宝と考えられる「仏郎嵌」に対して、「大食窯(タージよう)」、「鬼国窯」と称する外国の技術に基づく七宝があり、中でも内府(宮廷)の作は素晴らしい、とする記述が見える。この「仏郎」については、諸説あるが東ローマ帝国や西アジア一帯の地域、あるいはフランク族などを指すと考えられている。一方、「大食」については七~十六世紀に栄えたイスラム帝国、つまり正統カリフ時代からアッバース朝(750年~1517年)までのイスラム国家やイスラム教徒のことであり、「鬼国」は西北方の外国に対する蔑称であることから、これらの国が由来の七宝と推測できる。 明時代のなかでも景泰年間 (1450 - 1457年間) に作られた掐糸琺瑯は特に評価が高く、現在でも中...

    清時代

    清代の康煕帝・雍正帝・乾隆帝の三朝においては、特に画琺瑯が発展したが、康熙帝代にはヨーロッパの影響を強く受けた琺瑯器が製作されている。また、乾隆帝代には各種技法が融合され、中国と西洋の装飾文様を合わせた琺瑯器も製作されている。

    黎明期

    現在のところ、日本最古の考古遺物として発見されている七宝は、奈良県高市郡明日香村にある7世紀後葉(古墳時代末期)の造営と推定される牽牛子塚古墳で1977年(昭和52年)に行われた網干善教らによる第2次発掘調査の際に、被葬者(※定説では斉明天皇)の夾紵棺(きょうちょかん)の中から発見された「七宝亀甲形座金具(しっぽう きっこうがた ざかなぐ)」2点(1個と1組)である(p1)(※右に画像あり)。ただし、牽牛子塚古墳より1世紀ほど古い藤ノ木古墳(6世紀第4四半期の造営と推定される。奈良県生駒郡斑鳩町に所在)から副葬品の一つとして出土した金銅製鞍金具を最古とする資料もある。この見解の相違は、七宝を意味する言葉が存在したかどうかも明らかではない時代において、藤ノ木古墳のもののような表面的な観察上は熱を加えたガラス面に金物の小飾りを押し当てて固着したようにも見える品を七宝に含めるのかどうかという定義の違いや、その前提となる製造方法がはっきりとは解明されていないこと、さらにはガラス質部分が金具の主要な要素であるかどうかといったことなどによる。。 これらに次ぐものについては所説あるが、奈良時代...

    工芸品

    1. 壺、香炉、鍔、印籠、額、皿、

    勲章

    1. 菊花章、桐花章、旭日章、瑞宝章、文化勲章、宝冠章、

    アクセサリー

    1. ブローチ、ペンダント、イヤリング、ネックレス、指輪、チョーカー、ループタイ、カフス、タイピン、帯留め、バッジ、、

    13世紀のシャッセ(英語版)
    シャンルヴェ(英国, 1554)
    17世紀の彩飾が施されたグリザイユの銘板
    七宝のビーズ
    リモージュ市立博物館(フランス語版) - フランス中部の都市リモージュに所在。2008年に開館。12世紀から20世紀までのエマイユを所蔵。
    国立中世美術館 - 通称「クリュニー美術館 (Musée de Cluny)」) は、パリ5区(カルチエ・ラタン)にある美術館。中世の琺瑯(シャンルヴェ)などを所蔵・展示している。
    Geschichte des Museums - リモージュ市立博物館(フランス語版)。
    Japanese Cloisonné Manufacture - ヴィクトリア&アルバート博物館。
  8. 玻璃の天 - Wikipedia

    ja.wikipedia.org/wiki/玻璃の天

    玻璃の天』(はりのてん)は、北村薫による日本の短編 推理小説、および、それを表題作とする短編小説集。第137回直木賞候補作。 1933年(昭和8年)の帝都・東京を舞台に、上流家庭の花村家の長女・英子とその運転手・ベッキーさんが活躍するベッキーさんシリー ...

  9. 玻璃丸 - Wikipedia

    ja.wikipedia.org/wiki/玻璃

    玻璃丸 基本情報 船種 遊覧船 船籍 日本 所有者 琵琶湖汽船 運用者 琵琶湖汽船 建造所 日立造船桜島工場 建造費 7,100万円 経歴 起工 1950年 進水 1951年 3月19日 竣工 1951年3月 就航 1951年 運航終了 1982年 8月31日 要目 総トン数 597.97トン 全長 53.94 m 旅客 ...

  10. 石英 - Wikipedia

    ja.wikipedia.org/wiki/玻璃
    • 呼び名
    • 産出地
    • 性質・特徴
    • 成分・種類
    • 用途・加工法
    • 参考文献
    • 関連項目
    • 外部リンク

    火成岩ができるとき石英の結晶は、他の鉱物の結晶ができた後でその隙間に成長するため本来の結晶の形になれず(他形結晶)、特有の結晶面が発達していないため塊状に見えるものを石英、肉眼で確認できる大きさで六角柱状の結晶(自形結晶)のものを水晶と呼んでいるが、昔はそれとは逆に塊状のものを水晶、六角柱状の結晶のものを石英と呼んでいたのが、いつしか今日のような逆の呼び方に変わってしまいそれが定着してしまったといわれている。それは、江戸時代中期の貝原益軒が書いた大和本草で、水晶と石英の定義を取り違えたからだともいわれていて、その誤りを平賀源内は自著の物類品隲で指摘していた。 ただ正倉院の目録では、自然のままの無加工のものを白石英、加工品を水精という使い分けをしており、江戸時代以前の様々な文献等でも、石英、水晶、水精の区別は明確ではなく、その使い分けの基準は様々で且つあいまいでもあり、必ずしも江戸時代中期以降にその呼び方が逆になって定着してしまったとまではいいきれないようである。

    石英は地殻を構成する非常に一般的な造岩鉱物で、長石に次いでもっともよく見られるもので、火成岩・変成岩・堆積岩のいずれにもしばしば含まれる。水晶としては、花崗岩質ペグマタイト・熱水鉱脈などに産出する。 砂は岩石が風化することにより生じるが、石英は風化に強く、砂は石英主体となることが多い。一般的に、砂漠・砂丘の砂は石英が主成分となる。 どこにでもあるため、砂埃(すなぼこり)にも石英が含まれている。石英はモース硬度7なので、プラスチック・金属・車の塗装などは砂埃で容易に傷ついてしまう。そのため、宝石は石英より硬度の高いものが選ばれていることが多い。これは砂埃などで簡単に傷ついたりしては困るからである(ただし生体起源の宝石である真珠や珊瑚、琥珀などは例外)。 日本国内においても各地で産出するが、そのなかでも山梨県甲府市、岐阜県中津川市、愛知県春日井市などで産出されたものが有名である。岩手県矢巾町にある南昌山では宮沢賢治が水晶を採集していた。

    石英は二酸化ケイ素結晶の多形の一つで、1気圧、573℃で三方晶系の低温型石英(α-石英、アルファクォーツ)から六方晶系の高温型石英(β-石英、ベータクォーツ)に転移する。高温型石英は六角柱面を持たない。さらに高温では、鱗珪石やクリストバライトに、また超高圧下でコーサイトやスティショバイトに相転移する。常温下における高温型石英の外観は仮晶による。 水晶(低温型石英)は、代表的な圧電体であり、圧力が加わると電気が発生する。このために初期のレコードプレーヤーのピックアップに使われた。今日、水晶の圧電性は、水晶発振器として最も活用されており、時計が単に「クォーツ」(水晶の英名)としばしば呼ばれるのは、水晶発振器を利用したクォーツ時計が最も多いからである。この原理を利用して、水晶振動子マイクロバランス(QCM) と呼ばれる微量質量を正確に測定するための装置の研究が行われている。

    石英の非常に細かい結晶が緻密に固まっていて、直交ニコル顕微鏡下でのみ結晶粒が確認できるもの(潜晶質、隠微晶質)を玉髄(カルセドニー)という。不純物によっていろいろな色となり、紅玉髄(カーネリアン)、緑玉髄(クリソプレーズ)、瑪瑙(アゲート)、碧玉(ジャスパー)などと呼んで飾り石とする。

    粉末は水晶末と呼ばれ、顔料として使用される。 また、火打石として最低硬度を持つ石でもある。 電子工学向けの用途では、オートクレーブを使った水熱合成法によって天然水晶を種結晶として製造される人工水晶が通常用いられる。工業的に利用される石英ガラスは、通常、天然に産出される珪砂、珪石などを溶融した後冷却し、ガラス化させたものである。 1. 水晶振動子- 水晶片に交流電圧をかけることにより共振を起こし、精度の高い周波数を発振する電子部品。 2. ローパスフィルタ(LPF)-デジタルカメラ等の光学フィルタに用いられる。 3. 位相差板-λ/2板、λ/4板 光の偏光状態を変えるのに用いられる。 4. 石英ガラス - 石英を材料としたガラス。耐熱性・透明度に優れ、化学器具・光学機器に用いられる。光ファイバーにも用いられる。 石英は、装飾品(宝石)、 ボタンとして用いられたり、水晶玉としてスクライング(水晶占い)の道具としても利用される。ジュエリーや数珠に使われることも一般的である。また、パワーストーンの世界では、単結晶が集合した群晶(クラスター)や、細かい結晶片であるさざれ石(チップ)は、他のパワーストーンを浄化する儀式に使われている。[要出典] 中国医学では白色の石英を白石英、紫水晶を紫石英と呼び、鎮静作用のある薬剤として使用されるが、地方によっては紫色の蛍石と混同される。

    松原聰『日本の鉱物』学習研究社〈フィールドベスト図鑑〉、2003年、222-227頁。ISBN 4-05-402013-5。
    青木正博『鉱物分類図鑑 : 見分けるポイントがわかる』誠文堂新光社、2011年、183-188頁。ISBN 978-4-416-21104-5。
    宝石 - 宝石の一覧 - アメシスト・ローズクォーツ・スモーキークォーツ
    福岡正人. “鉱物リスト”. 地球資源論研究室. 広島大学大学院総合科学研究科. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月13日閲覧。
    国際化学物質安全性カード 石英 ICSC番号:0808 (日本語版), 国立医薬品食品衛生研究所, http://www.ilo.org/dyn/icsc/showcard.display?p_card_id=0808&p_version=2&p_lang=ja
    “安全データシート 結晶質シリカ(石英)”. 職場の安全サイト. 厚生労働省 (2016年3月). 2018年2月20日閲覧。
  1. 玻璃貼印刷 相關
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