搜尋結果
2 天前 · JNTOについて. 組織紹介. 組織概要 理事長挨拶 JNTOの経営理念 組織一覧 沿革 JNTOロゴ・後援名義について. JNTO海外事務所. SDGs達成に向けた取り組み. 契約・調達. 入札等公告 オープンカウンターによる調達. 採用情報. 新卒採用情報 キャリア採用情報 任期付職員採用情報. 法令・規程. 情報公開. 事業計画・活動報告. 中期目標・中期計画 業務実績評価 決算等報告書. JNTO役職員執筆記事. 検索. よくある. ご質問. 賛助団体・会員. ログイン. 2024年度 新卒採用情報. 地域インバウンド促進に関する情報はこちら. 報道発表・お知らせ. すべてのお知らせ.
- 観光を通して地域に貢献したいと考える旅行者もいる
- 日本は世界と比べてサステイナブル能力が高い
- 政府と地域が一体となった持続可能な観光の推進を世界にアピール
──持続可能な観光において特にどの分野が重要になってきているのでしょうか?
「まず、前提としては取り組む地域において情勢や思い描くまちの未来図は異なると思いますので、それぞれの地域において重要だとする分野は異なるものだと考えています。 トレンドとしては、様々なサステイナブル・ツーリズム関連の記事を見ていると、JSTS-DのセクションDの『環境』が注目されていると感じます。たとえば、いわゆるフライトシェイム(飛び恥)、飛行機に乗るとその分CO2を排出するので飛行機に乗って旅行するような人は恥だ、という考えがヨーロッパでは多くなってきています。 つまり、そういった観光客は旅行に行くことによって自分たちは害になりたくない、自分たちが行くことによって地域に貢献したいとまで思っているということです。このポイントを押さえれば、受け入れ側として環境に配慮した取組をしているというのはアピールになるため、地域貢献のための旅行商品やツアーを作ってみるとおもしろいと思います。 日本人は謙虚なので『こんなことでお金を取ってはいけない』という考えをもつ傾向にありますが、逆転の発想をもってほしいなとも思います。たとえば、阿寒湖には天然のマリモの天敵である外来種のウチダザリガニという...
──住んでいると当たり前だと感じている魅力を発見することにもJSTS-Dは役立ちますか?
「『A10 プロモーションと情報』の『③求めるターゲット層の誘致拡大に向けた新商品の開発に地域発意で取り組んでいること』においてその点に触れています。また、『C2 有形文化遺産』や『D1 自然遺産』は、自分たちが守りたい文化財や自然は何かという気付きになるのではないでしょうか。JSTS-Dは、地域で大切にしてきたものに気がつき、そこから商品を生み出していくことにつながっていくツールだと思っています」
──自然遺産についての最近の日本の成功事例をいくつか教えてください
「文化財との共存として、岐阜県白川村の事例をご紹介します。白川村では葺替えを何百年も行っているという伝統を踏まえ、茅の葺替えの体験ツアーを実施しています。観光客が手慣れた労働力になることは考えにくいですが、旅行者にお金を払ってもらい、茅を鎌で刈ってもらっています。 別の角度ですと、パウダースノーを観光資源とするニセコ町には、国内外から多くのスキー客が訪れていますが、スキー客の安全にも配慮して『ニセコルール』というニセコでのスキーを楽しむ上での独自のルールを策定し、スキー客にそれを遵守させることで、安全を確保しながら自然と共存しています。海水浴場の環境保全という点では、湘南の由比ヶ浜などが行っているビーチ環境認証であるブルーフラッグの取得といった取組があると思います」 日本版 持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D) は下記のリンクよりご覧いただけます。 https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001350849.pdf(PDF)
──観光庁のモデル地区に選ばれた5地域がすべてGreen DestinationsのTOP100に選ばれましたが、観光庁はモデル地区に対してどのようなサポートを提供したのでしょうか?
「エントリーのための支援金と、英語の翻訳補助です。エントリーシートを記入するために、観光庁が補助し、ネイティブの翻訳者に正しい訳をつけてもらっています。また、Green Destinationsも様々な項目があるので、レポートの書き方を有識者とともにアドバイスやレクチャーしています。レポートを書く時になって新しい取組を始めても間に合いませんから、今あることを書いていただいています。それにはやはりステークホルダーとの繋がりがすごく大切で、たとえば白川村だったら白川村役場だけのことを書くのではなくて、民間も含めた地域全体の取組を書いていただくようにしています。 仮に自治体の取組がゼロであっても、周りの民間事業者や観光協会がしっかりと取り組んでいれば地域としてのレベルが高いこともあり得ます。まずは自分の地域が何をしているか知ること、ステークホルダーとの関わりをしっかりもつということが重要です」
──白川村や京都は世界遺産や文化財など豊富なところですが、そうではないところがTOP100に選ばれるという可能性はあるのでしょうか?
「可能性はあると思います。TOP100を見てもらうとわかると思いますが、聞いたことのない都市名が多く出てきます。取り組むことに対して迷いがあるところや、うちは有名な観光地ではないのでできないと思っているところにこそ、JSTS-Dに取り組んでほしいと思っています。 また、今回のモデル地区は、北は北海道から南は沖縄まで、県があり、市があり、町・村があり、三浦半島のような連合の地域もあります。地域も形態も観光資源としてのウリもバラバラだったにも関わらず全地域が受賞できました。エントリーする際にGreen Destinationsから、沖縄県と三浦半島は範囲が広すぎるということと、複数の自治体があることで調整を図ることが難しく、TOP100に選ばれれば世界でも非常にレアなケースであることを言われました。ところが、蓋を開けてみたら全地区受賞できたのです。しかも、今までこれに向けて準備をしてきたということでもありません。ということはつまり、日本の自治体というのは、自分たちが思っている以上にサステイナブル能力が高いのではないかと思います。日本の中で比べると当たり前に映ることかもしれないですが、...
──今後JSTS-Dをどのように展開されていくか展望をお聞かせください
「認知度がまだ低いので普及促進が必要です。そのために、先ほどのモデル事業の成果を観光庁として発表していき、取り組めばこのようないいことがあるということをしっかり伝えていきたいです。2021年度はモデル地区を増やし、さらにパワーアップして取組を進めて行きたいと思っています。 そして、取組をそれぞれ進めていただいて、諸外国に政府も地域も一緒に頑張っているということを知ってもらい、海外のWebサイトや旅行記事などで日本にはサステイナブルな観光地が多くあるといった評価をいただけたら成功かなと思います。しかし一番は、繰り返しになりますが、50年、100年先に自分たちの暮らす町が望む形であり続けることです。それに気付いてひとつでも多くの地域が永続的に取組をしていただければ嬉しいです」
2023年3月3日 · 高付加価値旅行に関するJNTOの取組と役割. ―JNTOではこれまで、どのように高付加価値旅行に取り組んできたのでしょうか。 JNTOが高付加価値旅行への取組を本格的に始めたのは、2017年頃になります。 それまでもラグジュアリーに特化したグローバルの商談会に出展はしていましたが、欧米豪市場を対象に調査を行った際に、日本では、世界の高付加価値旅行者をほとんど獲得できていないという現実を目の当たりにしました。
外国人観光案内所認定制度への申請について. 新規・カテゴリー変更・更新申請の募集について. 外国⼈観光案内所は、外国⼈旅⾏者にとって地域を訪れた際の窓⼝であるとともに、情報の収集拠点ともなります。 観光案内所として、公平で中⽴的な⽴場から情報やサービスを提供すること、外国⼈旅⾏者が安⼼して利⽤できる環境を整えることが重要です。 観光庁では、外国⼈旅⾏者が安⼼して旅⾏することのできる環境を実現することを⽬的として、「外国⼈観光案内所の設置・運営のあり⽅指針」(令和5年3⽉改定)を策定しています。 ⽇本政府観光局(JNTO)では、この指針に基づき、平成24年度より外国⼈観光案内所認定制度を開始しました。
2023年2月10日 · 愛媛県大洲市において、城下町に残る伝統建築の町家・古民家を改修し、分散型ホテルとして再生するだけでなく、大洲城を活用した「城泊」を実現させ、その歴史的資源の保全・活用と高付加価値の創出を両立させた取組が注目を集めています。 地域の歴史的資源を守り、観光まちづくりに生かしていくためには何が必要なのか? 同法人の事務局次長・村中元さんにお話を伺いました。 対象地域. 愛媛県・大洲市. 面積. 432平方キロメートル. 総人口. 40,498人(令和5年1月時点) 主要観光資源. 大洲城、金山出石寺、瑞龍寺、臥龍山荘、小薮温泉等. 公式サイト. https://www.city.ozu.ehime.jp/ https://kita-m.com/ 目次.
そこで、日本政府観光局(JNTO)では、訪日外国人旅行者が国内各地を安心して旅行できる環境整備の一環として、言語障壁の緩和に向けた「善意通訳普及運動」を提唱、推進しています。 「善意通訳普及運動」とは、町なかや駅、車中などで言葉が通じず困っている外国人旅行者を見かけた際に、語学力を活かして積極的に手助けするなど外国人旅行者の言葉の上での困難や不便の解消を目指すという趣旨の、一人一人のボランティア精神の普及運動です。 JNTOでは、この運動の趣旨に賛同し、ご登録いただいた方に対し、その意思表示のしるしとして善意通訳カードとバッジを交付しています。 善意通訳運動は、1964(昭和39)年の東京オリンピック開催時に初めて提唱‧実施されて以後、1979(昭和54)年からは通年で継続されています。
2022年2月3日 · 徳島県の山間部にある上勝町は、人口1500人に満たない町ながら、まちづくりの先進性で国内外から注目を集めています。 SDGsが世界的に提唱されるなか、上勝町は「ゼロ・ウェイスト(ごみをゼロにする活動)」を中心としたまちづくりを推進。 それが観光地としての魅力にもつながり、欧米圏で人気の旅行ガイドブック『ロンリープラネット』にも上勝町が紹介されました。 2020年には「ゼロ・ウェイストアクションホテル」も誕生し、ますます注目度が高まる上勝町。 ゼロ・ウェイスト宣言までの経緯や、アイデアが生まれるまちづくりなどについて、上勝町役場でゼロ・ウェイストを担当する菅翠氏に伺いました。 自治体によるサステイナブル・ツーリズムの推進やブランディングにご関心のある方はぜひご参考ください。 対象地域. 徳島県