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  1. JNTOでは、訪日外国人旅行者の統計を毎月公表するとともに、市場調査や海外事務所が構築した現地の旅行業界関係者・政府関係者等とのネットワークを通じて、主要な市場における一般消費者の旅行動向、ニーズ等の情報を収集・分析しています。 分析した情報は、JNTOのマーケティング活動に活用するとともに、国内のインバウンド旅行関係者の取り組みにご活用いただけるよう、セミナー・イベント等を通じて共有し、併せてウェブサイトなどを通じて公表しています。 統計データの公開. 毎月、訪日外客数や各市場の動向の報道発表を行っています。 国籍別・月別の訪日外客数や1964年からの訪日外客数・出国日本人数の推移の統計表も公表しています。 訪日外客統計. 訪日旅行に係る基礎資料の公開.

  2. Created Date 2/1/2020 11:57:05 AM

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    • 知的好奇心が旺盛な高付加価値旅行者
    • 高付加価値旅行に関するjntoの取組と役割
    • 海外旅行会社との「繋がり」を大切に

    ―まず「高付加価値旅行」とはどんな旅行を指すのか教えてください。

    JNTOでは、高付加価値旅行者を「訪日旅行1回あたりの総消費額が1人100万円以上の旅行者」と定義しています。ただ、高付加価値旅行は、単純に高額消費をすることではないと考えています。高付加価値旅行にはどんなものが求められるかというと、これは一般的な旅行と同様に、異文化に浸り、おいしいものを食べ、美しい自然を見るなどしてリラックスすることは大前提としてありつつ、「旅行する意味」がより強く求められる傾向があります。 この「旅行する意味」には、利己的な視点と利他的な視点があり、前者は、例えば、旅行することで学びがあったり、自分の内面が豊かになったり、自分が変わる体験・経験だったり、その後の人生の資産になるような経験を旅行者は期待しています。 一方、利他的な視点で見ると、訪問先の環境の改善や、社会・文化の発展に寄与することも重視します。高付加価値旅行者は、日頃から慈善活動や社会に対するインパクトへの感度・関心が高く、旅行に対しても同じように能動的になれるものを求める傾向があります。このような旅を求めることは、必然的に訪問地の歴史や文化の成り立ち、自然との関わり、そしてそれらを守ってきた地...

    ―市場によって、旅行に求める傾向に違いはありますか?

    市場による違いよりも、年代による違いがより大きいように感じています。これは高付加価値旅行に限ったことではありませんが、サステナブル・ツーリズムや、リジェネラティブ・ツーリズム(訪問地の環境の改善や、社会、文化の発展に寄与するような旅のありかた)への関心は、若い人たちの方が非常に高いです。 「若い人たちが高額の旅行をするのか?」と思われるかもしれませんが、最近は、特にアジアからの若い訪日旅行者に高付加価値旅行者が多く見受けられます。また、年齢が下がるほど、興味の範囲が広く、旅行で様々な体験をしたいという傾向も確認できています。このような若い方々の関心や価値観を捉えていくことが不可欠だと考えています。

    ―高付加価値旅行の具体的な事例としては、どのようなものがあるでしょうか。

    例えば、鹿児島県で薩摩藩の武家文化を体験できる「Samurai of Culture」というコンテンツがあります。これは、県内に点在していた武家文化に関連する素材をストーリーとして有機的に繋げることで、表面的なサムライ体験ではなく、当時の武士たちの生き方や思想を学ぶことができるコンテンツとなっています。 高付加価値市場向けだからと、単純に高価格のコンテンツを造成するのではなく、現代に至るまで、400年以上も継承されてきた薩摩の武家文化を、観光を通してその文化の継承者に適正な対価を支払うことで、さらに次の世代へも着実に繋げていくことが意識されているという点でもすばらしく、コンテンツそのものの価値を上げるということが重視されています。 このような地域ならではのコンテンツこそ、高付加価値旅行者が地方へ足を向ける理由・動機になり得ると考えています。

    ―JNTOではこれまで、どのように高付加価値旅行に取り組んできたのでしょうか。

    JNTOが高付加価値旅行への取組を本格的に始めたのは、2017年頃になります。それまでもラグジュアリーに特化したグローバルの商談会に出展はしていましたが、欧米豪市場を対象に調査を行った際に、日本では、世界の高付加価値旅行者をほとんど獲得できていないという現実を目の当たりにしました。 もちろん、日本で高付加価値旅行に取り組む、DMC(Destination Management Company)※やコンテンツを開発されている方々はいらっしゃいましたが、当時はJNTOの知見も乏しく、日本国内の担い手も限られており、市場としてはまだまだこれからという段階でした。 ※海外の旅行会社や個人から依頼を受けて旅程を作成、手配する旅行会社 そこで、高付加価値旅行向けの訴求コンテンツを全国から収集し、プロモーション用のウェブサイトを整備したり、JNTO主催の商談会や旅行会社向けファムトリップを実施したりするなど、徐々に取組を拡大してきました。 観光庁でも、2021年に「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり検討委員会」を設置して、国としての取組の方向性等を記載したアクションプランを策定す...

    ―これからJNTOではどのような活動に力を入れていく予定でしょうか。

    JNTOでも、観光庁のアクションプランに基づき、大きく4つの取組を強化しています。 ①コンテンツの収集・蓄積 ②国内関係者のネットワーク化 ③海外の旅行会社へのセールス強化 ④より深い情報の発信 このうち、JNTOとして特に意識すべき重要な役割は、「人と人を繋ぐ」ことだと考えています。 ②に関しては、これまでは自治体やDMOが独自にコンテンツをつくりプロモーションもしていることがほとんどだったのですが、より効率よく誘客に繋げるためには、日本側で旅行を手配するDMCと地域やコンテンツをお持ちの事業者のみなさまが繋がることが重要だと考えています。そこでJNTOがハブになって両者が交流できるような環境を整え、ネットワークづくりを促進していく予定です。 また、地域によっては手探りで高付加価値旅行への取組を進めているところも多いので、地域間での情報交換という点でも、地域同士が互いに刺激し合うきっかけになればと考えています。そのための第一歩として、関係者が実際に会って、しっかり話ができるような場を設定し、ソーシャルメディア等を通じて、気軽に情報交換ができるようにしていきたいと考えています。こ...

    ―高付加価値旅行の誘致にあたっての課題を教えてください。

    課題はたくさんあります。観光庁のアクションプランでは、それらを「ウリ」「ヤド」「ヒト」「コネ」で分類して整理し、課題と施策の方向性が整理されています。例えば、「ヤド」に関しては、上質かつ地域のストーリーを感じられる宿泊施設が必要不可欠ですが、特に地方においてはそれらが不足しているため、せっかくすばらしい体験コンテンツがあっても送客しづらく、また、長期滞在にも繋がりません。 「ヒト」についても同様です。高付加価値旅行者を地方に送客するための人材、文化的背景を含めてわかりやすく説明して、その価値やストーリーを伝えられるガイド、高付加価値な観光地づくりや送客に必要な知見・ネットワークを有する人材などの不足が挙げられます。 これらをつくり育てるためには時間がかかりますが、じっくり足場を固めるだけではなく、できる部分から誘客を進め、高付加価値旅行者受け入れの経験を積んでいくこと、そして、その経験を地域間で共有し合い、足場固めのプロセスを効率化させていくことが重要です。この点でも、前述の「人と人を繋ぐ」ことでJNTOも貢献していきたいと考えています。

    ―ただ魅力的なコンテンツをつくればいいというわけではないんですね。

    すばらしいコンテンツをつくっても、海外の旅行社向けに紹介し、手配できる人に繋がらなければ送客には繋がりませんから、宝の持ち腐れということになってしまいます。魅力的なコンテンツをつくるだけでなく、それを流通にのせることが大事です。 例えば、地域に魅力的な伝統文化体験のコンテンツがあったとして、海外向けの動画やウェブサイトを制作し、高付加価値旅行者自身へ向けて発信し、興味を持ってもらえたとしても、どうすればそれが体験できるかという手配方法が提示されていなければ、興味喚起で終わってしまう恐れがあります。コンテンツによっては、ウェブサイトから申し込みできる場合もあると思いますが、高付加価値旅行者に求められるような、特別手配やプライべート対応などの柔軟なサービスを提供しようとすると、ウェブサイトでは不十分かもしれません。 特に、旅行先として、比較的日本に馴染みが薄い欧米豪等のロングホールの国・地域の旅行者は、旅行会社を通じて訪日旅行を手配する傾向が高いです。そのため、コンテンツやその担い手をよく知る地元の旅行会社や旅行業ライセンスを有する観光協会等が、海外の旅行会社や、海外の旅行会社を顧客...

    ―ほかに誘客に向けて大事だと思うことはありますか?

    人と人との信頼関係を構築することです。高付加価値旅行者を顧客に持つ海外の旅行会社やDMCの気持ちになってみてください。ただネットに掲載されている情報だけで旅行を手配することなんてできませんよね。でも「この人なら任せて大丈夫」と思える人が現地にいれば、安心して自分の大事な顧客をお任せすることができます。信頼する人がいるのといないのとでは安心感がまったく違うのです。 また、どの地域にも必ずキーパーソンはいると思いますが、情熱を持った人が一人で動いているだけでは、なかなか物事は進展しません。関わる人たちみんなが情熱を持って同じ方向を向いているチームが存在することは、その地域への信頼と安心感に繋がりますので、とても大切ではないかと思います。

    ―最後に、高付加価値旅行に取り組む自治体・DMOの方々に向けてメッセージをお願いします。

    高付加価値旅行が地域にもたらすものは、単純に旅行消費による経済的な効果だけではないと考えています。高付加価値旅行の誘客に取り組むことは、真剣にその地域の歴史や文化を見直し、そこに旅する意味を議論しながら、価値を再発見することであり、その過程自体が地域の財産になると感じています。また、そのことは高付加価値旅行に限らず、その地域の観光産業の量から質に向けた転換を促すきっかけになるとも思います。 やるべきことは多く、どこから手を付けてよいか分からないという方も多いと思いますが、ぜひ、JNTOをうまく活用していただき、高付加価値旅行の推進に取り組んでいただければと思います。 【参考リンク】 ●JNTOラグジュアリーサイト ●JNTOラグジュアリー向けPR動画 "JAPAN. WHERE LUXURY COMES TO LIFE" (英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語)

  3. 2019年1月17日 · 2019年1月17日. テーマ別ツーリズム 受入環境整備 地域へのインタビュー 近畿. 多くの外国人を集める熊野本宮観光協会の取り組みと課題. 2004年に登録された世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる熊野本宮大社の観光に関する取り組みを行う熊野本宮観光協会。 外国人から高い人気を誇る観光地が行う取り組みと抱える課題について熊野本宮観光協会主任の小渕良樹様にお話を伺いました。 公式サイト. https://www.hongu.jp/ 目次. 欧米豪を中心とした外国人に人気の熊野地域 熊野を訪れる外国人への受け入れ態勢 熊野本宮観光協会が抱える今後の課題.

  4. 2019年10月11日 · 災害時における訪日旅行者支援のための災害時多言語表示シート について. 一般財団法人自治体国際化協会 (クレア)は、災害時の外国人支援を担当する自治体など関係者向けに整備している「災害時多言語表示シート」 (以下「シート」という ...

  5. 2024年8月30日 · 大阪・関西万博が、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月13日から10月13日まで大阪市の人工島、夢洲(ゆめしま)で開催されます。主催者の公益社団法人2025日本国際博覧会協会(以下、万博協会)は、万博に来場した訪日外国人旅行者の地方誘客を図る取り組みのひとつとし ...

  6. e name of this place? 기는 어디입니 . ?这里什么地方? Kore wa jishin desu ka. これは地震ですか? s this an earthq. ake?이것은 . 震嗎?这是地震吗?Hin. njo wa doko desu ka避難所 .